破邪の種はあちこちにある

先日葬式が終り、故人の知人が数名集って、今はなき人の為に僧侶を呼んで一巻の読経を願った。

切断された観無量寿経(僧侶は新観経と呼んでいる)を読経し終って僧侶は一言説教に及んだ。一応浄土真宗の法話である。

その大要は「本願寺の仰せには、本日ここに有縁の人々集って、なき故人今は安養浄土の仏のみ霊をこの場所へ呼んで、みなみな御仏の大慈大悲を喜び明日からの生活をお念仏とともに明かるく楽しく生きましよう……。」というものであった。

そして、今度は最後に電光朝露の御文章を拝読した。

集っていた人々涙を流して喜びながら
「後に読まれた御文章は現代的に作られたのですか。大変よく分りました。……」
という。

何が判ったのか、おかしくもあり悲しくもなってきた。

僧侶が帰ってから、
「電光朝露の御文章は500年前蓮如上人の作られたものですよ。
又その中には死んだら極楽へ行くとは書いてありませんよ、ただ一人三途の川をゆくと書いてありますよ。
本願寺の仰せと逆であり反対であるのに気付きませんでしたか……」
とやれば唖然たる姿しばし。

物知り顔の人々は仏法を知らずわが身を知らず。
まして出て行く後生など縁遠いものと思っている。

殆んど無知の人ばかり。
破邪顕正は近きにあり。


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