妙好人Tさんの言葉

滋賀県の親鸞会で大活躍されたTさんが、見事人生究極の目的たる阿弥陀如来の救いにあわれた。

「人身受けがたし、今すでに受く、
 仏法聞きがたし、今すでに聞く、
 この身今生において度せずんば
 更にいずれの生に向かってかこの身を度せん」
 といわれるが、Tさんは人間であることの特権を最大限に生かし切り、
深く後生の一大事を見つめ、真剣に仏教聴聞された方である。

難中の難の信楽を受持された人生最高の勝利者である。
 思えばTさんと親鸞聖人とは因縁深いものがある。
20年前、滋賀県ではじめて浄土真宗の法話が開かれた時から、親鸞聖人の教えを聞いてこられた人である。

数ある親鸞学徒の中でも珍しい存在であり、以来20年間の聴聞が今日見事に開花、結実したものである。
 Tさんは歯に衣きせず、ずばずばものいうきびしい気性が売りもので、人にもきびしく自分にもきびしい仏法者の生活を実践された方で、滋賀県にあって親鸞学徒を熱心に導いてこられた方である。

阿弥陀仏の本願まこと。親鸞聖人の仰言るそのまま

「梅ヶ原のTさんが救われた」というニュースが飛び込んできた。
生きとし生きるものすべての苦悩は信心決定一つ体験することによって打破できることはブッダを始め、歴代の善知識が教えられる通りであるが今ここによき人善知識にめぐりあわれて20年間、いや何億年の間の苦しい自己との闘いに見事栄冠を勝ちとられたTさんの慶びは私の迷った頭では絶対はかり知ることはできない。

 早速絶対の体験を語って頂くと
「ほんまやった。ほんまやった。
阿弥陀如来の本願ほんまやった。
親鸞聖人の仰言るそのままやった。
今まで阿弥陀如来親鸞聖人に鋭い刃をつきつけて来た私は、どう懺悔すればいいのやら、ただ泣くよりないのです。
しかしそのまんまが嬉しくて嬉しくて喜びいっぱいの心なのです。
知らなんだ知らなんだ知らなんだこんなこととは知らなんだ……
 不可思議な本願にあきれ果てるばかりで、いかなるTも今度ばかりは頭が下がりました。
ほんとに阿弥陀仏の本願にハッキリ助かりますよ。
今こうしてあなたと話しているよりもハッキリしています。
でも私の心の中の万分の一も億分の一も話しできないのが残念でたまりません」
と涙ながらに溢れる喜びを語って下さいました。

 親鸞聖人の敵、弁円が明法房と生れ変り詠んだ歌
「山も山、道も昔にかわらねど、かわり果てたるわが心かな」
の如く、絶対の幸福にと全く変り果てた心をみつめられ、
今は御恩報謝の念仏に守られて大満足の心で日々を送られています。

 この尊いTさんの体験を聞き私の求道の未熟なこと、また宿善の重要性を知らされました。
随行を終え、正法宣布に生命をかける私は一歩も後退の許されない真実の厳しい道を最後の決勝点まで何を犠牲にしてでも歩むと、この時新たなファイトが燃えて来た。


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