ゆとりのある態度

 明治以来欧米の風潮文物が渡来し、いかなることも皆欧米一辺倒となった。
現代日本の経済成長も建築の素晴らしさも、
そして日々訪れる我々身辺の多忙さもこれすべて欧米の様相かと思われるのである。
われわれにとってはどうしても一日48時間は欲しい。
体が3つ程欲しい。
これも欧米並みか?と思われるのだが…。

 ところが最近西欧を旅してその考えの余りに違っていたことに驚いた。
その幾つかを紹介すると、
1つには、日曜日の朝、親子づれ夫婦(老若ともに)友達づれ、恋人づれが極めて多く教会を訪れる。
その数はひっきりなし。
それは観光ではない。
大文明国がその国のささえの大きな一本の柱は今でも教会であり信仰であるという。
(ここでは教義内容を論じているのではない)
そしてその教会たるや三年や五年で建設されたものでなく、
まず、五十年、百年、三百年の長きにわたって
当時の一国を代表する芸術家、建築家を動員し、
一大総力をあげて建てていることである。
摩天楼のような大教会の尖塔も彼らのその願いを示しているようだ。

2つには、いろいろの展覧会は午後七時から九時までに開催される。
昼は各所で勤務し働いているから催さないのである。
労働基準法も変な働きをせず、
それぞれの場が生かされるように運用されている。
アホが考えても合理的である。

3つには、花の都といわれるパリは勿論、大都市には緑の並木が甚だ多い。
人間が自然とともに生きることをいつも心において街の発達構想がなされている。
……等々、

 さて浄土真宗で一切のテンポがものすごく速いのが親鸞会だ。
そして飛躍的な業蹟が次々に生まれるのが今の親鸞会だ。
しかし不思議なことがある。

親鸞会の浄土真宗の御法話を聞かせて頂く時、ゆったりした気持ちになる。
透徹した真実の信仰をもとに
極めて合理的で安定した妙味が現われてくるのである。

海外にも宣布される親鸞聖人の教えは急テンポの蔭に
五濁の時機を超えて脈々とゆとりのある歩みをしていることを味わいたい。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント